
地球環境問題は、ひとりひとりが考えて生活から見直さないと解決しないということが分かってきました。それでは、どのような生活をすれば良いのかという話になると、今の便利な生活を我慢するようなイメージがあります。
しかし、"ものを大切にする""自然を敬う""地域とともに生きる"といった生活は、今までわたしたちが歩んできた日本人の生活とそんなに変わりはありません。私たちが何気なく過ごしてきた地域のもつ生活習慣や風習のなかに、"もの"を大切にする文化を見つけることができます。それが持続可能な社会を構築するヒントを持っていると考えています。
そこで「地域」というものを見直してみると、地域とは人間が生きるために存在しているものではなく、人間が存在しなくても固有の土壌や地形、水系や気候、動植物など独自性をもつ「生命の場」と言えます。人間はこの共同体と一緒に「生命の場」に住み込んでいると位置づけられます。
今の社会は、どこに住んでも同じ生活を保てると考えられていますが、それは場所がどこでも同じという発想に基づきます。それは人間にも当てはまり、誰が住んでも一緒ということとも言えます。
もう一度地域との有機的な結びつきを考え直そうということが「アースデイ尾張・木曽川」の考え方の根底にあります。私たちが血の通った心と身体を持つ生命体として地域の共同体に一員であるということの再認識を試みるものです。
提案したいことは3つあります。
身近な生活の視点で、実行可能な環境に優しい生活を来場者のみなさんと一緒に考えていきます。
マイクや照明などをできるだけ使わないイベントを目指します。
尾張・木曽川地域の人材が集まってアースデイをきっかけにこの地域と地球について考えたいと思います。


